見落とされがちな「インナーアダルト」という心の傷
- 2月6日
- 読了時間: 4分

インナーチャイルドを癒したのに苦しい理由見落とされがちな「インナーアダルト」という心の傷
インナーチャイルドを癒してきたはずなのに、
なぜかまだ苦しい。
前に進みたいのに、なんだか足が止まる。
ヒーリングも受けた。
内観もしてきた。
過去の幼少期の傷とも、向き合ってきた。
それなのにまだなんだか正体がわからない
「生きづらさ」が消えない。
そんな感覚を抱えていませんか?
もし今、あなたがそう感じているなら、
それはあなたの癒しが足りないからではありません。
もしかすると、
癒す場所が“次の段階”に移っているだけなのかもしれません。
インナーチャイルド=幼少期の傷、だけではない
「インナーチャイルド」という言葉は、
今では多くの人に知られるようになりました。
幼少期に親から受けた否定
愛された記憶の欠如
安心できなかった子ども時代などなど
そうした赤ちゃんから子供(私は思春期の18、19歳でもインナーチャイルドと言っていますが)
体験が、大人になった今の思考や感情、
人間関係に影響している。
この理解は、とても大切なものです。
そして、実際に多くの人が
インナーチャイルドを癒すことで、生きやすさを取り戻しています。
しかし人生の傷は、子どもの頃だけにつくられるものではありません。
大人になってからも、人は深く傷つく
恋愛で深く傷ついた経験
仕事で否定され続けた体験
結婚生活の中での孤独
人間関係での喪失や挫折
まだ続く親との葛藤
20代、30代、40代(それ以降も)……
大人になってからの人生にも、
心が折れそうになる瞬間は何度も訪れます。
そしてその時、私たちはこのように生き延びてきました。
感情を押し殺す
我慢する
強くあろうとする
期待しないようにする
それは「弱さ」ではありません。
必死に耐え、生き抜くための知恵、方法でした。
子供の頃だけではない、大人になってからも潜在意識に刻まれ続けた
その痛み、その傷を
「インナーアダルト」と呼んでいます
私は、大人になってから生まれた心の傷を
「インナーアダルト」と呼んでいます。
特に広く使われているわけではなく、
私がそう呼んでいます。
インナーアダルトとは、
大人になったあなたが、
誰にも甘えられず、
誰にも頼れず、
必死に耐えてきた記憶です。
インナーチャイルドの大人バージョンのようなイメージです。
それは、責任感の強さとして
自立心として
「ちゃんとしている大人」として
表に出ていることもあります。
けれど内側では、
ずっと張りつめたままの心が
静かに疲れ果てているのです。
傷などなさそう、きちんとしている
大人の方にも、見え隠れしているのが
「インナーアダルト」です。
インナーチャイルドを癒したのに苦しい理由
インナーチャイルドを癒したのに苦しい。
前に進めない。思ったよりライトワーカーとして生ききれていないかも?!
などなど感じる方は
インナーアダルトの声が、まだ聴かれていないから
かもしれません。
インナーアダルトは、人によりますが
とても静かな場合もあります。
弱音をあまり吐きません。
「もう大丈夫」と言い続けていたりします。
だからこそ、
癒しの最中、癒しの途中で見落とされやすいのかもしれません。
そして癒しには段階があります。
子ども時代の傷を癒す段階
大人になってから耐えてきた自分を癒す段階
どちらを先にやってもよいのですが、
この生地がピンと来た方は
今のあなたに必要なのは、
「大人になった自分」を、もう一度抱きしめること
なのかもしれません。
インナーチャイルドは軽くて、インナーアダルトが重い傷を抱えている方もいますし、色々なのです。
癒しは、終わりではなく“進化”していく
癒しは、一度で終わるものではありません。
段階的に、深まっていくものです。
インナーアダルトを癒すことは、
過去を掘り返すことではありません。
「よく頑張ってきたね」
「一人で耐えてきたね」
そうやって、
今の自分自身を肯定する作業。
人生は傷やダメージをほどき、癒されていきながら
少しずつ、自然に動き出します。
無理に前に進まなくてもいい。
整った時、人は勝手に歩き出せるのです。
必要な人に、届きますように
もしこの記事が、
今のあなたの心に静かに触れたなら、
それはきっと、
あなたのインナーアダルトが
「気づいて」と伝えているサインかもしれません。
癒しは、あなたの中にあります。
そして、段階を進める準備ができた時、
必要なサポートと自然につながっていきます。
必要な人に、
この言葉が届きますように。





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